「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　今月初めに、田園都市線が二日続けて遅れ、岩永さんが苦労されていましたが、永井さんのように臨時サテライトオフィス（笑）を見つけられた方もいらっしゃいました。弊社のメンバーも、横浜経由とか川崎経由で大変な思いをしながら出社していました。
　さて、朴さんが「Wikiで遠隔オフィスを実現して見たい。」というエントリーを書かれています。僕も「自己流サテライトオフィスのすすめ」というエントリーを書いていました。
　朴さんのエントリーを拝読していて、確かに何らかのツールがなくてはサテライトオフィスは実現しにくいのだろうと思います。自社の事業内容、そして業務内容、スタイル、会議の頻度と内容などを考えていくと、それはWikiだったり、社内ブログ（社員が外部からエントリー＆閲覧できるように）やSNS、またはメッセンジャーツールだったりするのかも知れません。
　若い方が経営されている少人数のベンチャーでは、出社せずにSkypeなどで会議を行っている会社もあるようですが、実は年代とは関係ないところに問題があるように思います。
　先日とある会社の経営者（25歳）が「たまには膝を突き合わせて話さないと、腹の中が見えにくいんですよ」と仰っていました。
　腹の中、って分かりやすい言葉ですね。腹が黒い、腹の中では・・・という言葉があるように、お互いの気持ちの上で何を考えているのか、はメールやメッセンジャー、電話だけでは分からないこともあると思います。
　そういったことを解消するために、前出の経営者の方は、月に１回の飲み会を実施しているそうです。飲み会で仕事の話をする。言いたいことを言い合う。時には朝までの議論になるそうですが、それも仕事に対して熱い証拠、と割り切っているそうです。
　たった３名の会社だから出来るのかも知れません。しかし、通勤時間を無駄に過ごしたくない、という考えの基に実施されているサテライト化はたいしたものだな、と感心しました。
　クリスマスを家族と過ごしたい、でも、この件だけは打ち合わせをしておきたい。そんなときに、電話会議機能やメッセンジャー機能を使って会議が出来る。それは普段から、コミュニケーションがとれているメンバー同士だから出来ることなのだなぁ、と思った次第です。
　結局、人が関わる以上、コミュニケーションは大切なんですよね。